• Q.1:神保町に住んでるんですよね?

    神保町にフラッといます。

     そうなんです。前は京王線の幡ヶ谷に住んでたんですが、6年前に神保町に越してきました。駅からすぐだけど、それはヒ・ミ・ツ! そもそも僕は浪人時代、千葉から水道橋の研数学館っていう予備校に通っていたので、昔からこの界隈で遊んでました。あ、予備校生だから遊んでちゃいけないのか(笑)。

     神保町は皇居のそばなので、僕もたまに皇居ラン≠オますよ。今の時期は緑が多くて気分爽快! それはいいんだけど、やっぱり都会のど真ん中だから、僕以外にはこのあたりに住んでる友人(芸人)がいないので、夜、遊びに出るのはどうしても渋谷とか新宿、幡ヶ谷とかで、神保町とは離れちゃう。それが残念かな。

     あと、年末年始と、仕事でちょっとスランプに陥ったときは三崎稲荷神社へ行きます。年に3〜4回かなぁ。こんなに住みやすい街はないので、みんな住めばいいのにね。ナビブラさん、どうですか? ……あ、そう。ファミタクの上ですか。会社のそばには住みたくない!? それもわかる(笑)。

  • Q.2:神保町の好き∞嫌い≠教えて?

    交通の便はいいし、食い物はうまいし!

     神保町の好きなところは、交通がとても便利だし、何と言っても飲食に困らないこと。浪人時代から通っている街だから、どこにどんなおいしい店があるかってだいたいわかる。でも、老舗の洋菓子店「柏水堂」が閉店したりして、店の出入りが激しいよね。

     神保町が好きっていえば、夕方のラジオが終わって神保町に帰ってくると、通りでサラリーマンが「聴いてましたよ」って声をかけてくれたり、「酔の助」で飲んでても気軽にも友達みたいに接してくれるのが嬉しいな。

     嫌いなところはないんだけど、不便だなと思うのは庶民的なスーパーマーケットやレンタルビデオ屋がないこと。神保町交差点にあった「Fujiya」は便利で良かったよね。  地元の人はみんな、どこへ買い出しに行ってるの? あ、そうなの、週末にクルマでまとめて郊外のショッピングモールや大型スーパーに行く人もいるんだ。でも、神保町でいつでもヒョイって行ける庶民的なスーパーが欲しいよね。

  • Q.3:明大中退ってホントですか?

    やっぱり、そこ、突っ込みますか?

     ホントです。正確に言うと「中退」ではなくて「除籍」(笑)。浪人の末、明治大学商学部の二部に入ったんだけど、当時から芸人になることが夢だったので、「カリカ」というコンビを組んでお笑いの世界に足を突っ込んでました。なので、学業のほうはさっぱりダメで、留年に次ぐ留年ですわ。

     でも、「せっかく入った大学を辞めるのはもったいないから籍だけは残しておけ」って心配してくれた祖父(両親じゃないですよ!)が、学費を8年分出してくれたんです。だけど、結局卒業できなくて除籍。祖父には感謝してますよ、ホント。

     それにしても校舎がキレイになったよね。昔は<断固!断固! ◯◯派>っていう立て看板があったりして、ちょっと近寄りがたい雰囲気があったけど、今じゃ女子学生も多くて人気ナンバーワンらしいね。和泉校舎もほとんど行ってなかったけど、隔世の感がありますよ。

  • Q.4:行きつけの店ってどこですか?

    行きつけ1
    キッチングラン!
    行きつけ2
    成光!

     とにかく神保町は美味しい店が多いね。よく行くのは中華そば「成光」「キッチン南海」「まんてん」「ボンディ神保町店」「キッチングラン」かな。とくに「キッチングラン」なんか予備校時代から通っていたので、まさか大人になってからまた行くとは思わなかったですよ。この街との不思議な縁を感じるね。

    New 行きつけ
    初・富士山盛りっ!

     そして、飲みに行くなら夕食を兼ねて「三幸園」。あと「やきとり道場」「大金星」や、さっき言った「酔の助」。みんな庶民的で、サラリーマンの味方!っていう感じがいいよね。

     で、今日は前から気になっていた、富士山を模したという名物の冷やし中華を食べに、すずらん通りの「揚子江菜館」へ。なるほど、噂通りで夏にはピッタリ! おいしいね、これ。

  • Q.5:公私ともども、これからやりたいことは?

    声がステキって言われます。笑 (クレジット:写真提供/TOKYO FM)

     じつはこう見えても小学生時代、習字を習っていたので書≠ノついては関心があるんです。なので、自分が脚本を書いたり演出したりした舞台の題名を書にして、部屋に飾っておきたいんだよね。そのために、まだ入ったことがないんだけど「山形屋紙店」は気になるなぁ。きっといい和紙があるような気がする。えっ? ナビブラさんの会社の近くに書道の専門店(三多軒)があるんですか! それ、いいなぁ、今度行ってみます。

     よしもとの仕事は当然、全力投球でやっているんだけど、とくに神保町花月は若手芸人ばかりなので、その連中が大きく巣立っていくのを応援したいよね。舞台の脚本・演出に携わっていると、正直、同じ月にやっている他の舞台には絶対負けたくないっていう思いが強いです。僕の脚本・演出のほうが絶対数字が上に行くぞって。

     あと、パーソナリティを務めているTOKYO FMの「Skyrocket Company」も、よしもととは違った意味で芸の肥やしになっています。リスナーからの相談に乗るなんておこがましいけど、それでも「マンボウさんに聞いてもらって良かった」って言われると嬉しいよね。

  • 【 message 】神保町花月へいらっしゃ〜い!!

    観に来てね!

    7月14日(火)〜19日(日)

    マンボウやしろ脚本・演出 神保町花月400回記念公演「ナツテール」

    ホームページはこちら

     ジャッジャジャーン! まずは、神保町花月8周年のめでたい記念公演「愛運ぶ愛彩る愛映す」が、7月8日(水)から12日(日)の日程で公演(全8回)があります。出演は、横澤夏子/西村ヒロチョ/ひので/ランパンプス/やさしいズ/サンシャイン/しゃかりき/プライドチキンの面々。

     そして、いよいよ14日(火)から19日(日)まで、満を持して、僕マンボウやしろ脚本・演出の神保町花月400回記念公演「ナツテール」の舞台(全8回)があります。出演は、犬の心/ピクニック/シューレスジョー/ボーイフレンド/伊藤真奈美(THEフォービーズ)、森公平、山田裕磨(いまさらジャンプ)ほか、期待の若手がお笑いあり、泣かせるシーンありの舞台をお届けします!

     さっきも言ったけど、同じ月にやる他の公演には負けたくないので、ナビブラ神保町読者のみなさん、ぜひ観に来てくださいね! もちろん神保町花月8周年記念公演「愛運ぶ愛彩る愛映す」も、よ・ろ・し・く、っていうことで!
     本の街・神保町にお笑いの発信基地「神保町花月」があるってのが、文化の匂いがしていいじゃない。ぜひ皆さん、神保町へ遊びに来てくださいマンボウ!