【 専門店 】
山形屋紙店
山形屋紙店の写真1
山形屋紙店の写真2
和紙を収納している年代ものの引き出し。昔はこれを引き出して階段にし、高い所の商品取っていたというほど頑丈。
山形屋紙店の写真3
蔵の中で出番を待つ和紙。本のようなものは、大正13年からの大福帳。今で言う帳簿のようなものです。
和紙のことなら何でもお任せ!宮内庁御用達でもある創業133年の老舗和紙店

店内には、和紙でつくられた便せんやハガキなどがズラリ。山形屋紙店というだけあって紙を取り扱っている店なのですが、紙は紙でも和紙の専門店です。手すき和紙から写経などにも使われる書道用紙、ちぎり絵用の手芸用紙に至るまで幅広く、全国各地から取り寄せられた和紙がそろっています。宮内庁御用達でもあるというから、その実力は折り紙付き。
4代目のご主人は「和紙は用途によって種類が異なるので、値段で買わないでもらいたい」との思いから、お客さんの好みや用途に合う紙を親身になって探してくれます。裏手にあるレンガ造りの蔵は、神田の大火や関東大震災、東京大空襲を免れたという貴重な歴史の証。全国から集められた和紙は、一度ここに納められ、静かに出番を待つのだとか。現在店に飾られている『東京紙問屋組合』の額は、明治時代に紙を扱う店として認められたときの証書みたいなものだとか。一見の価値あり。


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