ナビブラ神保町 2013年3月特集

文具業界誌を発行するニチマさんに潜入! “文房具店は全国で約9000店、文具メーカーは300社”

同じ商品でも、女性目線で進化しています!

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神保町と目と鼻の先、三崎町に会社があります

老舗の文具業界誌『事務機と文具』を発行するニチマさん。こんなに近くにあるとは!

1923(大正12)年創刊の『文具と事務機』は2月号で通巻1060号! 購読者は文具メーカー、全国の文具店で約9割、残りの1割が“文房具マニア”。創刊当時に誌面で扱った商品は、そろばん、つけペン、筆、すずり、帳簿などで、時代を感じさせますね。

デジタル文具の進化は私たちも予想がつきません!

名刺を内蔵カメラで撮るだけで、文字情報を認識できる「名刺読込for宛名職人」

これまでは、文房具といえばアナログなものが主流でしたが、今はデジタルとアナログが共存している“デジアナ文具”が流行の兆しを見せています。ショットノートや、マウス型スキャナー、名刺管理やスケジュール管理に関するスマホアプリも、新しい文具の形ですね。これからもどんどん進化していくと思います。

欲張りな女子にはカラフルな色合いで勝負!

にじまずに米粒にも書けるほどの激細ボールペン。カラーは30種類以上あります

「MONO消しゴム」のようにずっと商品が変わらないロングセラーものがありますが、女性を意識して色合いを増やしたり、機能をマイナーチェンジしている商品も見受けられます。たとえば、この「HI-TEC-C 05 maica」(PILOT)は、機能的には同じでも、右のようによりカラフルな色合いになっています。maicaとは“my color=マイカラー”のこと。

メモパッドも百花繚乱。可愛さが女子を惹きつけるキーワード!

キャラクターは「フエキくん」っていうんですね! 幼稚園時代に折り紙や工作でお世話になった人もいるのでは?

デジアナ文具が流行っていますが、私自身のお気に入りはこの不易糊工業のメモ用紙「ダイカットメモ」(黄色とピンクの2種類あり)。大事な報告があるとき、上司のパソコンに貼っておくんです。このつぶらな瞳で見つめられたら絶対に無視できないでしょ(笑)。

文具大好き女子としてはぜひお気に入りの万年筆を!、

万年筆で書く文字は格別のものがあります。便せんもいい品質のものを選びましょう!

万年筆は昔から文房具の王様(女子向けだから「女王様」!?)。手紙やはがきの宛名書きでも、万年筆ならおごそかな気持ちになれるのではないでしょうか。ぜひショーケースのある文具店で、ちょっといい万年筆を購入しましょう! この1本で書く恋文が彼のハートを射止めるかもしれません。

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