


和本とは、簡単に言えば「日本で作られた、和装の本」のこと。現代の出版物の多くは、明治時代の後半から日本に伝わった「洋装」の作り。したがって、和本の世界は、“明治以前の時代”となるんです。日本で書物が作られるようになったのは1300年前。そこから、明治時代までに作られた和装の本を総称して『和本』と言います。誰もが一度は学校の教科書の写真で見たことのある、くずし字で書かれた「源氏物語」や「古今和歌集」、そう、あれが和本です。
杉田玄白の「解体新書」は、200年以上たった今でも、神田古書店街で売られています。時代を超えて、人から人へと伝わり、今でも頻繁に流通しています。決して、教科書上だけの、遠い過去のものではないんです。
和本は、内容的な歴史的価値はもちろんですが、和紙という日本の天然素材の素晴らしさがあってこそ、今に伝わるもの。まさに、日本が誇るべき文化遺産です。だけど、その文化的・社会的重要性の割には、『和本』という言葉すら、あまり一般的に知られていない……そこで、和本を専門とする市を主催する東京古典会の僕らが、「和本の熱い世界を、もっと広く伝えたい」という想いで製作したのが、このDVDです。
DVDの内容は、和本の解説というよりも、『和本』に魅せられてしまった人達からのメッセージ! いつもは頑固そうにみえる古書店の親父達が、頬を紅潮させて、熱く語る迫力の姿。作家の荒俣宏さんが語る和本との出会い、面白さと奥深さ。和本のコレクターであった江戸川乱歩さんの書庫もお見せしています。
そして、江戸時代の和本が、今どのように取引され、古書店に並ぶのか。実際の入札会の舞台裏も目玉です。僕たちイケブラも、ちょっと映っていますよ。
古くから日本に根付く本の文化の素晴らしさ。現代の流通現場の熱気。『和本』を取り巻く人々の熱い視線。そして、『和本』が放つ独特の息吹。きっと、ナビブラ世代の方々にも、多くのことを感じていただける作品だと思います。ぜひ、見て欲しいです!
- 専門知識のない私でも、とてもわかりやすく面白く見ることが出来ました。 (20代 女性)
- とてもわかり易かったです。和本について知る良いきっかけになりました。 (20代 男性)
- 登場した人達の生き生きとした表情が魅力的な映像でした。 (20代 男性)
- 和本というものが、こんなに面白そうなものだとは知らなかった。 (20代 女性)
- 和本が面白くて美しい物だなと再確認できました。確かに日本の誇るべきところだと思います。 (30代 男性)
- ドキュメンタリーにありがちなインタビューのよそよそしさがなく、和本にとても興味がもてました。是非いろんな人に見てほしい。 (30代 女性)
- とても興味深く、繰り返し見たい内容でした。是非、海外へも! (30代 男性)
- 和本に携わっている方々のいきいきとした眼の光、大切に思う気持ちが十二分に伝わります。 (30代 女性)
- 古書に関わる方々の眼差しが印象的でした。 (30代 男性)
- 和本の魅力はビジュアルにあるということは発見でした。 (40代 男性)
- ここに「日本」を見た気がします。この映像から和本の匂いが伝わってきました。 (40代 女性)
- 新鮮に拝見しました。いいものが沢山あることに感動しました。 (50代 女性)
- 大人の世界が生々とここにある事を感じられ、日本人もまだまだ捨てたもんじゃない、と思うことができました。 (50代 女性)
- 目からウロコが落ちました。古いのに新しい、奥深くてワクワクする世界に圧倒されました。 (50代 男性)
国宝レベルの秘蔵の書籍も、たっぷりと堪能できます。
氏の書庫“幻影城”にも潜入。乱歩誕生のルーツは和本にあり!?
荒俣流・和本の楽しみ方は、目から鱗?!和本がグッと身近になります。
菱や亀甲…装丁に施された和の文様は日本が誇る意匠です。
イケブラのお二人も、イケブラ父も登場します。

【タイトル】DOCUMENTARY 和本 -WAHON-
【発売日】2007年12月20日発売予定
【販売価格】¥2.940-(税込み)
発売元:629 Records
監督:三好大輔
プロデューサー:磨知 隆
企画・協力:東京古典会
制作:629inc.
★お買い求めは、629 Recordのホームページ、または、右の注文書をダウンロード(PDFファイル500MB)して、FAXにてご注文ください。
※一部古書店及び新刊書店でもお取り扱いします。
お問い合わせ:629 Records
03-5765-2629(担当:北村)


※本キャンペーンは締め切りました。たくさんのご応募誠に有難うございました。
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