• グルメ部
    今柊二の「定食ホイホイ」
  • 読書部
    とみさわ昭仁の「古本“珍生”相談」
  • 文芸部
    ピエール大場の官能小説「路地裏のよろめき」
  • グルメ部
    高山夫妻の「おふたり処」
  • ジャズ部
    DJ大塚広子の「神保町JAZZ」
    2012〜15年掲載

麺探偵シャーロック・高山の麺のナゾ?を追う
上海朝市の手打ち麺と手延べ麺
四川坦々麺

左:「豚肉のやわらか煮揚げ麺」800円  右:「四川坦々麺」800円
どちらもお店で人気のメニューです。ランチで麺を注文すると日替わり点心が一品
ついてきます。

麺探偵EYE

神保町から水道橋に行く途中の路地にある蕎麦屋「とんがらし」は揚げたての天ぷらが食べられることでも有名な立ち食いそば屋さんですが、麺の種類はそば、うどんとあともう一種類は何が選べるでしょうか。

A:  中華めん
B:  きしめん
C:  ひもかわ


答えは次回のおたのしみ!



店舗情報
店 名 :
上海朝市
住 所 :
神田神保町2-3-10
電話番号:
03-3288-2333
営業時間:
平日11:00〜23:00
土・日・祝 〜22:00
ランチ 11:00〜14:00
定休日 :
無休
URL :
オフィシャル
ナビブラデータベース
上海朝市外観
麺探偵誕生
  今月から始まった新連載は、毎週欠かさず麺を食べている僕が「麺探偵」に扮して、街の麺屋さんの様々なナゾを探り解明していきます。
  第一回目は、神保町交差点から九段下に向かった靖国通り沿いにある「上海朝市」です。その名の通り本場の上海料理が楽しめるお店。ランチタイム(11:00〜14:00)には、1000円とリーズナブルなバイキングが人気で行列ができるほど。バイキングは、ランチタイムの間なら時間無制限とあって時間を気にせずにじっくり食べたい人や、ガッツリ食べたい近隣のサラリーマンや学生でいつもにぎわいます。また時間のない人には、バイキング料理を好きなだけ詰め込める600円のバイキング弁当も好評です。

麺の違いを暴く
  お店では、本場中国の職人による伝統的な手法による「手打ち」と「手延べ」の両方の本格的な手づくり麺がたのしめます。そもそも「拉麺」とは、「拉」の字が意味するように、手で打ったり、延ばしたりするのが起源とされているそうです。今回私が挑んだのは「手打ち」と「手延べ」の麺の違いについてのナゾです。
  まずは、それぞれの麺を使ったメニューを用意して食べ比べることにしました。手打ちは「豚肉のやわらか煮揚げ麺」(800円)、手延べは「四川担々麺」(800円)、をそれぞれチョイスしました。
  手打ち麺をつかった「豚肉のやわらか煮揚げ麺」は、揚げたバラ肉を特製のタレで煮込んだ一品。バラ肉を揚げてから柔らかくなるまでじっくりと煮込んでいるので、意外とあっさりとしているうえに、旨みの溶け込んだスープが絶品です。
  麺は、手打ちの製麺工程で生地を一度寝かしていることで、粘り気がおさえられ、ツルツルとした喉ごしがあります。また歯切れの良い麺にも関わらず、しっかりとしたコシがありました。肉汁の旨みが溶け込んだスープとの相性も抜群です。
  「四川担々麺」は、見た目に反して辛すぎず、ゴマの風味が効いてコクがあり、こちらも贅沢に盛られた挽き肉がガッツリ系にはたまりません。
  手延べの麺は延ばしてからすぐ茹であげるので、もちもちした食感と、歯ごたえのあるしっかりとしたコシがあります。スープによく絡み、麺を食べ終えるころにはスープの残りが大分減るほどでした。
  解明の結果として、寝かせた麺とできたての麺という製麺工程の全く違うものでしたが、それぞれの麺には特徴があり、麺本来の楽しみ方を知ることができました。今回もエクセレント!にナゾを解明いたしました。次回からもお楽しみに!

バックナンバー