『もしドラ』の大ヒットで、俄かに脚光を浴びているP.F.ドラッカー。『もしドラ』はまだ読んでないけど、ドラッカーのほかの書物もこの際だから読んでみるのはどうだろう?と誰に問いかけているのか、自分に言い聞かせているのか、よくわからないけど、とにかく編集部・菅田さんが、ドラッカーの書物を探しに『本と街の案内所』へやって来た!
まずは自分で調べてみることに。「古書」「新書」どちらからでもアプローチができる。まずは新書で「ドラッカー」を検索してみる。するとずいぶんと出てくる。「この人、いったい何冊本書いているんだろう」と。
しかし「古書」で検索してみてが、出てこない。
「古本にはなっていないということ?」
行き詰ってしまった菅田さん……。
さっそく今度は、スタッフに相談。
こんなときに迅速に利用者の難問を解決してくれるのがスタッフの皆さんなんですね。まずは探したい本、探したい作家名などなど、自分で分かっているキーワードをスタッフに伝えてみてください。
スタッフの知識の中からすぐに答えが出てくることもあるし、わからないことは、一緒に検索してくれます。
「連想検索」の凄いところはわずかのキーワードから、目的物を絞り込んでいく作業。これは自分でやるよりもコンシェルジュさん、スタッフの協力を得てしまうのが得策。できるだけ多くのキーワードを伝えれば、それだけヒット数も増えます。もちろん、著者名や書物名がわかっていれば、すぐにヒットします。 そうして今回の絞り込まれた書名と店名がヒット!
あとは、お店の場所を確認するだけ。
店内にある地図でスタッフが親切も場所も教えてくれます。
今回、菅田さんがスタッフに紹介されたのは「金子書店」さん。案内所からは目と鼻の先の距離でした。ここは社会科学が専門の古書店。
店内には、目的の書物や同じ著者の著作物も多数あります。
でも、本を探す楽しさは、本当はここから。
探していたものとは違うけれど、ちょっと気になる本がたくさん見つかるはず。
古書店や新刊書店めぐりの楽しさは、探していたものから「もっと知りたい」という欲求が広がり好奇心が刺激されること。
自宅でパソコンを使って調べることももちろんできますが、本を探す醍醐味は直に書店に足を運んで、書物を見つけることにあるかもしれません。