ナビブラ神保町 2014年12月特集
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本の街・神保町に、突如として現れたお寺の看板。最近ちょっと友達関係で悩んでいる穂積さん(大学生)が恐る恐る訪ねてみました。するとイケメン僧侶がお出迎え! これだけでも元気になれそう(笑)。ここは扉を開けたとたんに"非日常"となり、心を落ち着かせることができるありがたい空間なのです。
まずは日頃の悩みを聞いてもらいます。真正面ではなく、斜めに座るのが安心できる位置関係なのだとか。初対面にもかかわらず、うんうんと頷いて話を聞いてくれるので、穂積さんもリラックスしてきた様子。
参拝者は、仏事に関しては年配の方が多いそうですが、対人関係や恋愛相談などでは30〜40代のOLさんも数多く訪れるそう。「大学の授業で仏教を学んでいる女子学生さんもいらっしゃいましたよ」(櫻井照道さん)──さすがは学生の街・神保町!
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ひと通り悩みを聞いてもらったあとは、写経(しゃきょう)に挑戦! 写経とは仏教の経典を書写すること。上手に書くことも、上手に書こうと気張る必要もありません。1文字1文字、心を込めるだけでいいのです。「難しい漢字ばかりだけど、文字を書き写しているうちに、なんだか"無の境地"になれた気がします!」と穂積さん。
そして写経を終えて「朱印」(300円)をいただきました。ここで参拝した証(本堂で勤行に務める・写経に励む・瞑想する、など)として発行されるありがたいもので、これを集める“御朱印ガール”もいるとのこと。「朱印を自分の部屋に貼って、朝・晩に手を合わせて拝めば、心が落ち着くのでぜひ習慣にしてください」(櫻井照道さん)。
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最後に、日常生活で心のモヤモヤを取るコツを教えてもらいました。
「他人の目から自分を見つめるのではなく、写経や瞑想を通して自らの“気づき”を引き出すことが大切です。会社でも学校でも、こいつ気に食わないなぁと思っても、いったん仏様の気分になって相手を受け容れる気持ちを少しだけ持ってみると、不思議とモヤモヤが晴れていくものです。
“駆け込み寺”という言葉もあるように、1人で悩んでいないで、第三者である私たち僧侶に話をするだけでも心のコリがほぐれます。ここは、朝夕の勤行は無料なので、気軽にお越しください。また写経のほか、宇宙と呼吸を合わせる瞑想体験もおすすめです」。
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