明治17年創業の履物専門店。およそ50種類の鼻緒と下駄台から、好きなものを選び、オリジナルの下駄が作れます。「最近の鼻緒は、足が痛くならないように素材も仕立ても工夫されています。鼻緒のきつさは、足に合わせて調節しますし、足にフィットするよう下駄台にすげるので、履き心地のよい下駄に仕上がりますよ」と店主。修繕もしてくれるので、下駄に関する悩みは気軽に相談を！　また、歯が2本の「朴歯下駄（ほうばげた）」や、歯が１本の「一本歯」という珍しい高下駄も（大写真、上段）。「一本歯」は、武道家が腹筋を鍛えるのに履くことがあるそうで、フィットネスのため買いにくるお客さんもいるのだとか。そのほか、店内には店主の娘である型染め作家・小倉充子さんがデザインした鼻緒や手ぬぐいがたくさんあります。手ぬぐいは、かさばらないのでハンカチ替わりにしたり、ウォーキングに持ち歩いたりするのにおすすめ。老若男女問わず、訪れて欲しいお店です。