オーナー兼、ヘアスタイリストの金成さんは生まれも育ちも神保町。青山のサロンで１４年のキャリアを積んだベテランです。２００６年に開業してから、この店のヘアスタイリストはずっと金成さん一人。これにはカウンセリングから仕上げまでを自分一人で手掛けたいという金成さんのこだわりが。そして客本人が満足するのはもちろん、周りからも評判の良いスタイルをつくるため、カウンセリングではとことん話し合い、本当はどうしたいかという客の本音をくみとります。そこに流行や雰囲気を加味してスタイルを提案。「ハサミを入れるのも１カ所ずつこだわりがある」という職人気質は、まさに神保町っ子。またBerryは、豪華な店の雰囲気も魅力です。金成さんいわく「文明開化が急務であった明治時代初期の日本人は、単に西洋の文化・風俗を模倣するだけではなく、手本としながら既存文化と融合を図ったり、西洋風にアレンジしていました。そんな当時の人々が、「もし現代で美容室を創ったら？」をイメージして創りました。」とのこと。ウッドの床や壁に赤いカーテンのアクセント。そして何よりもクラシックで洗練されたインテリアの数々が、美容院という特別な時間を演出してくれます。